オンリーワン商品

顔認識システム「BeeSight」

顔認識システム「BeeSight」

エイコム株式会社 代表取締役 飯塚 吉純さん

顔認識マーケティングツール「BeeSight」は、顔認識マーケティングを低コストで手軽に導入できるAI顔認識システムです。

カメラで顔を認識し、性別・年齢・表情などを分析できるだけでなく、横顔やマスクを装着した状況でも表情の認識ができます。

そのまま小型電子サイネージに導入して、店舗入場者の属性取得などにご活用いただけるほか、さまざまな端末や他のアプリケーションとの連携にも柔軟に対応できます。

エイコム株式会社 代表取締役 飯塚 吉純さん

商品の特長

顔認識システム「BeeSight」商品の特長

どこでも稼働可能なエッジコンピューティング※(スタンドアロン)運用を実現しました。大手メーカーが提供する顔認識システムは、クラウド型のネットワーク接続が必要で高額なシステムが多いのですが、「BeeSight」は、大手メーカーの1/5程度のコストで提供しています。

OSもAndroid/Windows版と選べ、カスタマイズにも対応しています。

※エッジコンピューティング ユーザーや端末の近くでデータ処理することで、上位システムへの負荷や通信遅延を解消するサーバーを分散配置するネットワーク技法のひとつ

開発の背景

顔認識システムは、大手メーカーなどが15年ほど前からリリースしていました。2015年頃からは、東南アジアを中心に顔認識マーケティングという概念で流通店舗内などでも利用されていました。しかし当時の日本では手軽に活用可能な顔認識システムがありませんでした。

私たちはデジタルサイネージ事業を行っていたこともあり、今後はデジタルサイネージとの組合せのニーズが増えると考え、「手軽に活用可能」をコンセプトにWebシステム開発メンバーと共に当時ブルーオーシャンだった顔認識システムの開発を決意しました。

開発の背景

商品化までの苦労

開発当初は、顔認識の精度が低くリリースをしたものの全く販売に繋がりませんでした。約1年を掛けて、精度を向上することに力を注ぎました。

開発も苦労はしましたが、最も苦労したのは営業活動です。予算を掛けて展示会に出展したり、さまざまなビジネスコンテストにエントリーしたりしました。いくつかのビジネスコンテストでは表彰もされ、徐々に「BeeSight」の知名度が上がりました。

最近では、複数のテレビ局からも連絡があり、「BeeSight」を利用した番組が放映されています。

商品化までの苦労

今後の展望

手軽に活用可能な顔認識システムの分野でのシェアをダントツトップにしたいです。

将来的には、顔認識だけではなく、手軽に活用可能な画像分析、行動分析の分野に参入し、AI画像解析分野のコモディティ化を図りたいと考えています。

今後の展望

会社概要

社名
エイコム株式会
所在地
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-18-13 協建新宿1丁目ビル
TEL
03-6826-8917
FAX
03-5362-9325
代表者
代表取締役 飯塚吉純
設立
平成23年8月12日
資本金
1,000万円
事業内容
顔認識技術を利用したマーケティング業務
デジタルサイネージ関連業務
コンテンツ制作
システム構築
ハード機器販売
グループ会社
株式会社アーツエイハン

プロフィール

飯塚吉純
エイコム株式会社 代表取締役

映像制作の業界に20歳より携わり2015年より顔認識システム「BeeSight」開発の新規事業を行う。新たな事業開発の醍醐味は何事にも代えられず、「BeeSight」の更なる拡販に全力を注いでいる。

Webサイト

https://aecom.co.jp/

Webサイト

公開日:2021年12月28日

「オンリーワン商品」は、イノベーションズアイ会員企業を対象に取材しています。

 イノベーションズアイとは