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2017/06/28
西武信用金庫「知財を活用したビジネス創出(大学連携)」スタート
西武信用金庫は、6月28日「知財を活用したビジネス創出(大学連携)」のキックオフ会を開催し大学連携事業を開始した。
本事業の取組概要と目的は、
- ・大手企業の技術を利用して地域企業が新規ビジネスを創出することを目的とする
- ・大手企業の特許(知財)シーズを提供してもらい、新たなビジネス(商品)プランを考案する
- ・ビジネスプランを考案するのは文系の大学生
- ・ビジネスを事業化するのは地域の(中小)企業
- ・この取組を地域金融機関・支援機関等が支援して行う
と話す。
また、本事業の狙いを ①企業向け新規ビジネスの創出(ゴール) ②地域活性に寄与 ③生きた社会学習 ④ロイヤリティ収入による新たな研究開発の推進としている。
キックオフ会には、富士通 知的財産イノベーション本部の三原氏、イトーキ 経営企画部知的財産推進室の水谷氏も参加し、知財の説明のほか、新規ビジネス創出の意義やポイントも話した。
西武信用金庫として、今年で4年目となる大学連携事業に参加するのは、法政大学、目白大学、嘉悦大学、亜細亜大学、東京経済大学の5校である。
これから複数回のアイデアブラッシュアップと企業訪問を重ね中小企業の新規ビジネスの創出を目指す。
<今年度活用する開放特許>
- ■富士通
- ・印刷画像へのコード埋め込み技術
- ・視線検出技術
- ・芳香発散技術
- ・顔画像からの脈拍計測技術
- ・指先で文字入力が可能なウェアラブルデバイス技術
- ■イトーキ
- ・ハンガーを利用した非接触給電
- ・LANシート